年末には?

今はもう11月も終わりに近づいてきました。アンネさんは夏日本から帰ってきましたが、いろいろ忙しかったいそがしいので、日本の大学の先生にまだきちんと連絡をしてれんらくする ühendust võtma いませんでした。それで、先生に手紙を書きます。下にあるのが手紙ですが、その下にもう一度同じテキストがあります。

 

  エストニアはもうすっかり暗くくらく、寒くなりました。日本は紅葉こうよう、もみじの美しい季節きせつでしょうか。

 日本から帰ってもう三ヶ月です。寒くなるにつれて、去年の冬を懐かしくなつかしく nostalgiaga 思い出しています。冬休みに入る前にゼミのみんなでクリスマスパーティーをしたこと、そしてお正月おしょうがつ  uusaasta{emd-tooltip}を先生のお宅おたく (austatud inimese) koduでご家族といっしょに過ごしたすごす veetmaこと、どれもいい思い出です。その時、先生の子どもさんに、エストニアのクリスマスやお正月の様子ようすolukordを聞かれましたが、あまりうまく日本語で説明できませんでした。ですから、今日は、少し遅くおそくなりましたが、エストニアの年末年始ねんまつねんしaastavahetusの様子を小学生にもわかるように書いてみました。花子ちゃんに渡してわたす üle andmaいただけると幸いですさいわいですmul oleks hea meel

 これから年末にかけてお忙しいいそがしいことでしょうが、風邪かぜなどにお気をつけください。

 

 十一月三日

                         カスク・アンネ

 山田先生

             

 

 

山田花子ちゃんへ

 

 日本では、クリスマスは友達や恋人こいびとと楽しく過ごすすごす veetma日で、お正月おしょうがつ uusaastaは家族でゆっくりする時間ですね。でもエストニアでは反対はんたいです。クリスマスは家族でゆっくり、そして年末年始ねんまつねんし aastavahetusはみんなで楽しく、です。エストニアは北国ですから、冬は厳しくきびしい karm、長いです。それで、エストニアでは冬のクリスマスと夏の夏至祭げしさい suvise pööripäeva pidustusが大切なお祝いおいわいです。ここでも日本は反対ですね。春と秋のお彼岸おひがん kevadine ja sügisene pööripäevは休みですが、夏至や冬至とうじ talvine pööripäevはあまりイベントがありません。

 でも、エストニアと日本が似ているにている sarnanemaところもあります。日本人がお彼岸にお墓参りおはかまいり haudade külastamineに行くように、エストニア人もクリスマスや夏至祭の時には家族や親戚しんせき sugulasedのお墓参りをします。一番似ているところは、エストニア人も日本人も、クリスマスやお正月にはたくさん食べたり飲んだりするところかもしれません。日本ではお正月の特別とくべつなな料理を作りますが、エストニアのクリスマスにも特別な料理があります。たとえば、ち veriのソーセージです。血のソーセージにこけもものジャムをそえて食べるのはとってもクリスマスらしい食事です。

 クリスマスにはプレゼントももらいます。日本ではアメリカ風アメリカふう ameerikapäraneのサンタクロースが来るみたいですが、エストニアでは12月になると、いい子のところには毎朝小人こびと väike inimene, päkapikkが来て、お菓子おかし maiustus, kommを置いていってくれます。小人は目に見えませんが、エストニアのサンタクロースは玄関げんかん sissekäikから入ってきます。サンタクロースはたいていプレゼントの入ったふくろ kottを持ってクリスマスツリーのとなり座りますすわる。そしてみんな、サンタクロースにクリスマスの歌を歌ったりし luuletus暗誦あんしょう peast esitamineしたりします。上手にできると、サンタクロースがプレゼントをくれます。

 私が子どものころは、12月にはクリスマスカードを送ったりもらったりしました。日本では年賀状ねんがじょう uusaasta kaartですね。でも最近は紙のカードはあまり使わなくなりました。その代わりにかわりに asemelショートメッセージを送ったり電子でんし elektroonilineカードを送ったりするようになりました。

 去年のお正月、花子ちゃんたちといっしょに神社じんじゃ šinto pühamu初詣はつもうで uusaasta esimene templis käikに行きましたね。そして神社でおみくじõnne ennustamineを引きました。(私は中吉ちゅうきち „keskmine õnn“でした。)エストニアにも少し似た習慣しゅうかん kommeがあります。大晦日おおみそか vana-aasta lõppの夜になまり tinaで新年を占ううらなう ennustamaんです。小さい鉛のかたまり tükk熱してねっする kuumutama 溶かしとかす sulatama、それを勢いよくいきおいよく hooga水の中に入れます。そうすると溶けた鉛が水で冷やされてひやされる külma saama 固まりますかたまる kõvaks minemaが、それがどんなかたち kujuになったかによって、新年がどんな年になるかを予想よそう prognoosimaします。でも、鉛の塊は見る人によってどんな形にでも見えますし、どんな説明もできますから、自分の運勢うんせい õnnは自分で決める、ということかもしれません。

 

アンネ

 

                         

 

Harjutus

 

タスク

エストニアの年中行事ねんちゅうぎょうじのなかから一つえらんで、日本人に説明してみましょう。アンネさんが山田花子ちゃんに書いた説明のように、日本の習慣しゅうかん比べながらくらべる võrdlema説明するとわかりやすいかもしれません。